英語の勉強を始めてみたけど、モチベーションが続かない…
今回もまた三日坊主、挫折してしまった…
なんて経験は、私だけではないと思います。
英語の勉強は継続が大切だということは理解していても、実際に毎日勉強を続けるのは簡単ではありませんよね。
そんな私でも、なんとか英語の勉強を続けられているのは、モチベーションを維持するためにちょっとした工夫をしているためです。
今回は、英語勉強のモチベーションを保つための方法として、私のアイデアを紹介してみます。
勉強した英語の実践の場を作る
英語を勉強するモチベーションを維持するためには、おそらくこれが一番の近道だと思います。
学習した英語を使う機会があるのとないのとでは、勉強にかける熱量に雲泥の差が出てしまうでしょう。
英会話実践の機会というと、「やっぱり、英会話スクールに通わなくちゃいけないのかな?」と考える人もいるかもしれません。
でも、英会話スクールに通わなくても英語を練習する機会を作ることは可能です。
もちろん定期的に英会話スクールのレッスンを受けることはたいへん有効ですが、たとえば英語話者が集まるイベントに参加したり、英語でチャットをするだけでもモチベーションの維持には効果的です。
「勉強した英語を練習する実践の場」という意味で究極的なのは、海外留学やワーキングホリデーでしょう。
ただし、これらの学習効果も人によると、私は思っています。
私自身、留学はしましたが、留学やワーホリにいったからって常に英語を身につけるのが速いというわけでもありません。
私の場合は3年も留学していたのに、日本人とつるんでいたので大して上達しないまま帰国しました。
一方、一緒に留学した私の妹は現地にボーイフレンドを作ったり現地の人達と積極的に交流し、今では海外勤務でネイティブ並みに話せます。
留学先でどのように過ごすのかでどれくらい習得できるかは大きく違います。
今では日本に居ながらにして、たとえレッスンを受けずとも英会話実践の場は作ることができます。
挑戦してみてくださいね。
英語勉強の進捗を「見える化」する
英語の勉強を始めよう!と思い立ったら、どんなふうに勉強を進めるか計画を立てると思います。
「英単語を毎日いくつ覚えよう」とか「このテキストを毎日2ページずつ消化していこう」といった具合です。
ただ、語学に限らずどんなことでも同じですが、計画するのは易しくてもそれを実践するのは容易ではありません。
ついその日の勉強計画をこなせなくなって、それが何日か重なり、いつの間にかフェードアウトしてしまう…。
私もいつもこんな感じで挫折してきたものです。
そこでおすすめなのが、勉強計画をこなせたらそれを目視化できるようなシステムを整えておくことです。
例えば、勉強の進み具合をグラフ化して壁に貼っておくとか、テキストで学習し終わったページにはその日付を書き込んでいくとか、といった具合ですね。
そしてできることなら、一日一日にどのような勉強を行ったか、だけでなく、その月(あるいはその週)の累計達成を「見える化」してみましょう。
覚えた英単語の数をグラフにしていくなら、一日ごとの単語数だけでなく、月初からその日までの累計もグラフに書き込んでいくのです。
そうすると、いつもより少ない単語数しか覚えられなかった日も、累計としては前日より増えていることが確認できるので、よりモチベーションが維持しやすくなるはずです。
ぜひ、試してみてください。
英語勉強をルーチン化する
例えば「毎朝起きたらまずコーヒーを淹れる」「寝る前には毎晩歯磨きをする」ことのように、毎日習慣的に行う行為を「ルーチン」と呼びます。
英語の勉強も、食後の歯磨きと同じくらい習慣化できればいいですよね。
寝ぼけた頭で「コーヒーが飲みたいなぁ」と思いながらポットのスイッチを押してお湯を沸かす。
そうやって毎日繰り返していくうちに、「朝コーヒーを飲まない日は落ち着かない」ほどになるものです。
これと同じような感覚で、「英単語のテキストを開かない日はなんだか落ち着かない」くらいの程度にまでなれたら素敵だと思いませんか?
少し工夫すれば、英語の勉強をルーチン化するのも難しくはありません。
「朝起きたらまずは英単語テキストを開く」といった単純な行為でよいので、それを何も考えずに行うようにしてみるのです。
当然、ベッドの横にはテキストを置いておくべきでしょう。
あるいは、朝歯磨きをするときに英単語を覚えるというようなことでもかまいません。
私は、洗面台にはいつも英単語や英語フレーズを書いた付箋を貼っていました。
覚えたいフレーズや表現を書いて貼っておき、覚えたら付箋をはがしていくのです。
歯磨きをしているときやトイレに入っているときは、脳や目は「暇」なはずです。
その時間を狙って、英単語や英会話フレーズを覚えることを習慣づけるのです。
毎日英語が勉強できなくても良しとする
英語は少しずつでも毎日勉強するのが効果的といわれます。
でも、現実問題として、毎日英語勉強の時間がとれる社会人はどのくらいいるでしょうか。
仕事だけでなく家事やプライベートの予定だって、いろいろありますよね。
そんな忙しい毎日の中で、短くても英語勉強の時間を作っておくことは大切です。
だからといって、あまり自分にプレッシャーをかけるのは、かえってモチベーションが続かない原因になるのではないでしょうか。
英語の勉強は毎日できれば、ラッキー!
たとえ今日はできなくても明日がんばればいいや。
くらいに、気軽に構えている方が、むしろ長続きすると思うんです。
適度なプレッシャーは必要ですが、あまり自分に厳しすぎるのも長続きしません。
また、ある程度の目標に達成したら、自分から自分へちょっとしたご褒美を用意しておくのも効果的な方法ですよ。
英語勉強のコミュニティに参加する
みなさんの中には、「一人でコツコツ物事を進める方が好き」という人もいるでしょう。
でも、多くの人の場合、だれかといっしょに活動することでモチベーションが維持しやすくなるはずです。
英語の勉強も同じことですね。
一人で勉強するよりも、仲間といっしょに勉強する方が、刺激になって挫折しにくいものです。
英会話スクールなどで学習者の友人を作るのもいいですが、ツイッターやフェイスブックなどのSNSを活用して英語勉強をしている仲間を見つけることもできます。
「自分以外にも英語勉強を頑張っている人がいる」と思うだけでやる気が出てきますし、ライバル意識が芽生えれば、ますますモチベーションが上がるでしょう。
英語を勉強している人達が集まるコミュニティやチャットに参加しておくと、勉強していてつまずいた点を共有することもできます。
勉強のコツや覚え方などの情報交換もできるので、一石二鳥ですよ。
モチベーションを上げて効率よく勉強しよう
英語の勉強におけるモチベーション維持のアイデアを紹介してみました。
物事を継続するのが難しいと感じるのは、みんな同じだと思います。
でも、ちょっとした工夫で、モチベーションを維持できれば自然と毎日英語が勉強できるはず。
ゲーム感覚で楽しめるようになったらしめたものです。
大切なことは、英語は1か月やそこらでは身につかないということです。
たとえ一か月さぼってしまったとしても、長い目で見れば、なんてことありません。
「また今回も続かなかった」とネガティブに考えるのではなく、「またどうせすぐに英語を勉強したくなるさ」と気軽に構えておくのもおすすめですよ!